浮気相手の家の出入りは不貞行為の証拠になる?不貞行為が証明できる方法とは?
- 更新日:2022/05/01|浮気調査
「パートナーの残業が急に増えたけど、本当なの?」
「休日にいない日が増えたけど、どこに行ってるの?」
こんな不安はありませんか?
気になって調べてみたら、浮気相手の家に出入りしていたというケースは珍しくありません。
では、浮気相手の家に出入りしている証拠があれば、離婚請求や慰謝料請求できる証拠になるのでしょうか。
これは、残念ながら浮気の証拠としては認められないケースがほとんどです。
この記事では、どのようなものが「浮気の証拠」として使えるのか、どのようにして入手できるのか詳しく解説します。
パートナーの浮気にお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。
知っておきたい「浮気」と「不貞行為」の違いとは?
「浮気」というと捉え方は人それぞれで、恋人同士で相手が他の異性と密に連絡をとっていたり、二人きりで出かけたりしても「浮気」と言われてしまうことがあります。浮気の境目は非常に曖昧なものですよね。
対して「不貞行為」とは、夫婦や婚約者・内縁関係にある男女のどちらかが、配偶者以外の異性と肉体関係を持つことを指します。
婚姻関係または事実婚の関係にありながら、他の異性と自由意志で肉体関係を持つことは「貞操義務違反」とされており、民法第770条第1項に規定された法定離婚事由として認められる離婚理由のひとつです。
つまり、「浮気」は個人の物差しで決まりますが、「不貞行為」とは婚姻関係にある二人が、パートナー以外の異性と肉体関係を持つことで法的な離婚理由として認められる行為となるわけです。
そのため、パートナーの浮気が原因で離婚を検討している場合には、「不貞行為」があったと証明できる確かな証拠が必要です。
浮気相手の家への出入りだけでは「浮気」にはならない
前項で「浮気」と「不貞行為」の違いを解説しましたが、離婚や慰謝料請求では肉体関係があったと証明できる「不貞行為」の証拠が必要です。
そのため、パートナーが浮気相手の家を出入りした証拠があっても、不貞行為があったとは限りません。裁判では、家の出入りがあっても不貞行為の証拠がなければ「浮気があった」と認められないことが多いでしょう。
しかし、数回の出入りでは認められなくても、浮気相手の家に何度も出入りしている証拠や、場所を問わず抱き合ったりキスをしている証拠を複数手に入れられれば、裁判で浮気を認められる可能性があります。
ラブホテルの出入りは浮気の証拠として有効!
パートナーが浮気相手の自宅へ出入りしていても、「不貞行為」の証拠がない限り離婚請求や慰謝料請求できる証拠としては弱いことが分かりました。
しかし、パートナーと浮気相手が一緒にラブホテルを出入りする証拠があれば、不貞行為があったと認められる可能性が高いでしょう。ただし、別で出入りしていた場合には、同じ部屋に滞在していた証拠が必要です。
ビジネスホテルの出入りは証拠にならない可能性が高い
注意が必要なのは、ラブホテルではなくビジネスホテルへの出入りです。 ビジネスホテルの場合には、二人一緒に出入りしていても不貞行為があったことは証明できません。
不倫関係にある場合、二人別々で入っていくことも考えられます。
これはラブホテルでも同じことがいえますが、別で入っていった場合、同じ部屋に滞在したと証明することは非常に困難です。
これらの証拠だけでは弱いため、出入りする証拠を複数集めておくと良いでしょう。
浮気相手の家への出入りがあったからと問い詰めるのは危険
浮気相手の家への出入りがあっただけでは、浮気の証拠にはならないとお伝えしました。家に出入りしている事実を知ったからといって、すぐにパートナを問い詰めてしまうことは避けたい行為です。
浮気の証拠がないまま問い詰めてしまえば、浮気を知られたと警戒されて、これまでの証拠も隠されてしまうことでしょう。
ここからは、浮気の証拠を出すタイミングを詳しく解説していきましょう。
家やホテルの出入りだけで浮気の証拠として提出できるケースとは?
浮気相手の家やビジネスホテルの出入りだけでは、浮気の証拠としては非常に弱いものになりますが、それが複数集まれば浮気の証拠になることもあります。
特に、何度も家や二人一緒にホテルへ出入りしている画像やホテルの領収書が複数あると、裁判でも有効な証拠になるケースがあります。
浮気の証拠を出すタイミングとは?
大切なパートナーが浮気相手の家を出入りしていたからといって、いきなり問い詰めるのはNGとお伝えしました。
では、どのタイミングが良いのでしょうか。
それは、「確実な証拠が全て揃ったとき」になります。
確実な証拠が整い、パートナーも浮気相手も言い逃れできないように準備を進め、計画的に話をしていきましょう。
そして、もう一つ大切なのが「夫婦関係」の継続についてです。
パートナーの浮気の証拠を手に入れておけば、それを理由に離婚請求や慰謝料請求することが可能です。
- ①慰謝料請求し、離婚する
- ②慰謝料請求し、夫婦関係を継続する
- ③証拠を突きつけ浮気をやめさせ、夫婦関係を継続する
ほとんどのケースで上記3つに当てはまりますが、状況に応じて必要な証拠や慰謝料として請求できる金額が変わってきます。
証拠を突きつけるまえに、夫婦関係の継続の有無について考えをまとめておくと良いでしょう。
すでに確実な証拠が揃っている場合には、こちらの記事で問い詰めるタイミングを確認しておくと安心です。
パートナーの不貞行為で慰謝料請求する
パートナーの浮気が原因で慰謝料請求する場合には、浮気相手と不貞行為があったとわかる証拠が必要です。
慰謝料請求する場合には、確実な証拠が必要でしたね。
裁判では、以下のような証拠が有効になります。
- ✓不貞行為があったとわかる画像
- ✓パートナーと浮気相手が一緒にラブホテルへ出入りする画像
- ✓特定の相手と不貞行為があったとわかる音声データ
- ✓不貞行為があったとわかる内容のSNSやメールの履歴
- ✓パートナーや浮気相手が不貞行為があったと認めた音声データ
このような証拠があると有利に進められます。
また、浮気が原因で離婚するのか、浮気を終わらせて夫婦関係を継続していくのか、浮気相手にも慰謝料請求するのかで、請求できる金額が大きく変わります。
不貞行為の証拠の集め方
パートナーの浮気が原因での離婚請求や慰謝料請求は、不貞行為の証拠が必要とお伝えしました。しかし、浮気相手の家への出入りだけでは、不貞行為を立証するのは困難でしょう。
慰謝料請求するためには、不貞行為の証拠が必要になります。
ここからは不貞行為の証拠の集め方を解説します。
自分で浮気調査する
自分で浮気の証拠を集めるためには、パートナーのスマホやパソコン、移動履歴などから証拠を得られやすいでしょう。
特に確認しておきたい場所としては、SNS履歴や通話履歴、写真フォルダなどがあげられます。
さらに、パートナーだけが良く使う自家用車の車内もチェックしておきましょう。
SNSや連絡相手の履歴から次のデートの約束などが分かると、さらに確実な証拠を集めやすいですね。
自分で浮気調査するときの注意点
自分で浮気調査するときの方法を解説しましたが、いくつか注意したい点があります。
- ✓パートナーや浮気相手に浮気調査がバレてしまう
- ✓違法調査でパートナーや浮気相手から訴えられてしまう
- ✓追跡調査では事故の危険性がある
これらの証拠や情報をひとりで入手するのは、大変な作業になりますし、大切なパートナーの浮気現場を目の当たりにするのはとても辛いことでしょう。
できるだけ低リスクで確実な証拠を集めるためには、探偵に依頼することも選択肢の一つです。
自分でできる浮気調査の方法はこちらの記事にまとめています。
できる限り自分で進めていきたいとお考えの方はぜひ参考にしてください。
浮気調査は総合探偵社EDITHにご相談ください
浮気相手の家の出入りだけでは、浮気の証拠としては弱いことをお伝えしました。
何度も浮気相手の家に出入りしている証拠があれば、浮気の証拠として有効になる可能性はありますが、たくさんの証拠を自分ひとりで掴むことは簡単ではありません。
必要な部分だけでも探偵に依頼し、不貞行為の証拠さえ掴んでおけば、苦しい思いをして浮気調査する必要がなくなります。
福岡県北九州市にある総合探偵社EDIHT(イーディス)では、浮気調査を専門的に行っております。
成功報酬型なので、万が一調査結果が出なかった場合は調査費用の支払いは一切必要ありません。
また、予算や期間に合わせてのプランもご用意しております。
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