浮気を会社にばらすと名誉毀損で訴えられる?匿名でもばれる?
- 更新日:2022/02/28|浮気調査
夫(妻)の浮気が発覚した時、「浮気相手の会社にばらしたい」と思いますよね。
探偵の私も、「浮気を会社にばらすのはダメですか?」といったご相談を受けることは非常に多いです。
「浮気相手に復讐したい」という気持ちはよくわかります。
浮気は「された側」の方が圧倒的に辛い思いをしますし、浮気相手に制裁を受けてもらわないと気が済まないですよね。
ですが、ここは冷静になって、グッと我慢しないといけません。
なぜなら、逆に名誉毀損で訴えられてしまう可能性もあるからです。
この記事では、浮気を会社にばらすとどうなるのか、浮気相手に制裁を与えるにはどうすればいいのか、現役探偵が解説します。
浮気を会社にばらすのは名誉毀損?
名誉毀損とは、簡単に言うと「人の社会的評価を下げる行為」のことです。
浮気を会社にばらすと、浮気相手は社内での評判が下がり、会社に居づらくなりますよね。
浮気をされた側からすると、「そのぐらいの制裁を受けて当然」と思われるでしょう。
しかし、残念ながら「人(浮気相手)の社会的評価を下げる行為」とみなされ、名誉毀損で訴えられてしまう可能性もあるのです。
もし名誉毀損が成立してしまったら、逆に浮気相手から慰謝料(賠償金)を請求されてしまいます。
とても理不尽に思われるかもしれませんが、現実にこのような事例はたくさんあります。
そのため、夫(妻)の社内不倫に気付いたり、浮気相手の職場を特定できたりしても、決して会社にばらすようなことはしないようにしましょう。
匿名でもばれる?
匿名でばれないように浮気を密告しようとする方もいますが、はっきり言ってそれは無意味です。
まず、ばれてしまったら実名の時と同じで、名誉毀損になってしまいます。
匿名でメールや手紙を送ったり、電話をしたりして不倫の事実を告げることも違法なのです。
ばれなかったとしても、匿名で送ったメールや手紙はセキュリティ面でも危ないので破棄されますし、電話も相手にされないでしょう。
相手にされないからと言って会社に何度も電話をかければ、業務妨害となってしまいます。
相手にされたとしても、会社なら「誰からの連絡なのか」は必ず調べるでしょうし、大体の見当も付くかと思います。
ばれたら名誉毀損、ばれなくても意味がありませんので、匿名であっても浮気を会社にばらすような行為はやめておきましょう。
浮気を会社にばらすと不利になる
浮気を会社にばらすと、名誉毀損だけでなくプライバシーの侵害で訴えられることもあります。
たまに会社に乗り込もうとする方もいますが、業務妨害に当たる可能性もありますので絶対にやめましょう。
一番最悪なのは、相手が浮気を認めなかった場合です。
浮気相手とのLINEのやり取りを見たり、GPSでパートナーの行動を調べたりしても、それだけでは浮気の証拠とはなりません。
むしろGPSを使った調査も「違法」とみなされる場合があります。
浮気の決定的な証拠となるのは、不貞行為が確認できる映像や、ラブホテルの出入り写真などです。
そのような証拠がないまま相手を追求しても、相手が認めない限り慰謝料を請求することができません。
また、決定的な証拠を取られないようにと相手の行動が慎重になり、浮気調査が難しくなってしまうこともあります。
このように、浮気を会社にばらすと、あなたにとって不利になることばかりです。
悔しい気持ちはわかりますが、相手が認めざるを得ない証拠を内密に集め、合法的に相手を責められる準備を整えていきましょう。
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職場の同僚や上司、部下と不倫関係になる人は少なくありません。
「残業」と言いながらホテルへ行っていたり、「休日出勤」と言いながら出かけたり、浮気をしている人間にとって、仕事は都合の良い言い訳ができます。
スマホでよく連絡を取り合っていても、「仕事だから」と言われてしまうと、それ以上は何も言えませんよね。
もちろん、ただ熱心に仕事をしているだけかもしれません。
そんなパートナーに浮気を追求してしまえば、夫婦関係が悪くなってしまうだけです。
浮気調査においては、決定的な証拠を集めるまで相手に悟られないことが大切。
自分で証拠を集めることもできなくはないですが、リスクが高いのでオススメはできません。
総合探偵社EDITHでは、ご相談・お見積りを無料で承っております。
パートナーの浮気を確信している方も、社内不倫をしているかもしれないけど確信が持てないという方も、まずはお気軽にご相談くださいませ。
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